ActionData↑

組織管理へ応用

人員配置

  • ・人員配置について例を挙げてご説明します。
  • ・人と人の相性から判断します。
  • ・不明点あれば問い合わせください。
  • ※当サイトで掲載しているデータは適当に作成したものであり、実際のものではありません。

性格と相性


 誰と誰が組んで仕事をしたとき、その成果から、誰と誰の相性が良いかを評価します。 また、人は、相性が良い人を高く評価する傾向があります。 よって、誰が誰を評価したかで人の相性を評価することもできます。 そして、人にはタイプがあり、例えば以下のように3タイプに大別して捉えると、分析の結果を考察しやすくなります。

   



人との相性を評価


 仕事の成果から従業員の相性を評価します。 以下、従業員同士で組んで仕事をした際の成果です。

   

表より、仕事別の評価における【提案】と【サポート】、または【設計】と【開発】にて、高い成果を示した従業員同士が組み合わさったときは、成果が高いことが分かります。 このことから、人の相性は、仕事の相性と強い関係がありそうです。 合う仕事に対して同じように合う人がいた場合、その人とも合うということです。

   

表より、個人で高い成果を収めていても、組み合わせによっては、成果が悪くなっていることが分かります。 成果が上がらない原因としては、やり方の違いや相手からして無理な計画であることなどが考えられます。 当該の組み合わせで常に成果が悪いようであれば、その組み合わせは相性が悪いと判断し、人員配置の際に考慮するようにします。 サンプル数が少なく、単純に運の悪い仕事が重なっただけの可能性もあるので、判断には慎重を要します。



【補足】全員で全員を評価


 対して、従業員同士の評価から従業員の相性を評価します。 以下、従業員同士で評価した結果です。

   

人を高く評価したということは、その人と相性が良い可能性が高いということです。 表より、全体の平均(44.94)よりも高く評価し合っている組が、相性の良い組の候補となります。 基本的に人は、自分と似たような人を高く評価する傾向があります。 特に、自分が注意している点を同じように注意している人に対しては、高く評価するものです。